陶芸家
大堀相馬焼 陶吉郎窯の長男として生まれ、幼少より焼きものに触れる。大学で本格的に陶芸を学び、2010年、浪江町に戻り大堀相馬焼陶吉郎窯にて作陶を開始。趣味は料理。手間を惜しまない性格から、家族のなかでは手のかかる料理を担当している。
大事なのは
晩酌をいつ始めるか
晩酌は子どもを寝かしつけた後に始めるようにしてますね
前は晩ごはんと一緒に飲んでたんですけど
そうすると、子どもを寝かしつける時に一緒に朝まで寝ちゃうんですよ
焼くんだったら
いいもの焼かなきゃ
大学で陶芸を学んでた時に先生に言われた話なんですけど
焼いたら終わりなんですよ、土って
地球の資源だから、大事にしなさって言われて
その言葉がずっと自分の中に残っていて
焼くんだったらいいのを焼かなきゃっていつも思ってます
適当さも必要ですよね
僕は焼きものの仕事を好きでやってるから
あんまり行き詰まるってのはないんですよ
もちろん納得いなかいような時もあるけど、一晩酒飲めばもう大丈夫
長く続けるには適当さも大事。ずっと肩肘張ってるのも大変だから
電気圧力鍋を
買ったんですよ
料理が趣味でね
電気圧力鍋買ったんですけど、凄いですよ!
最初は牛すじの煮込み作って
そのあと角煮とかも作りました
家族が塩味がいいって言うから塩味の角煮を
僕は手がかかる料理をさせられがち
なんですが、凝り性なのでまあ苦にならないです
料理はレジャーですからね
生徒たちは
僕の本当の顔を知らない
中学校の非常勤講師もやってるんです、美術の
もう6年くらいやってます
毎週水曜、木曜は学校にいて
いい意味で学校が気分転換にはなってますね
でも生徒たちはみんな
陶芸家としての僕を知らないんです
だから本業はこっち、「陶芸家だからね」って
最近言ってます(笑)
※通っている学校が遠い
※自分がつくった器で飲む
小学校の卒業文集にね
書いてるはずなんですよ
小学校の卒業文集にね
書いてるはずなんですよ
子どもの頃から
焼きものつくる人になりたいって思ってたんです
たしか、小学校の卒業文集に
将来の夢は焼きものをつくる人です
って書いてるはずなんですよ
焼きものが楽しそうに見えたんでしょうね
やりたかったんですよ
それで、やるって宣言して本当に実現した
大体1回で
薪を1000束使います
大体1回で
薪を1000束使います
登り窯で焼く時は
薪を大体1000束くらい使います
あっちに青いビニールひもがあるでしょ?
あれ、全部薪を束ねてたやつです
ずっと火の様子見ながら、くべ続けるんですよ
誰かついてなきゃだめだから、僕と父が交代で見るんですけど
僕の番の方がどうも長いような気がしてます
料理してると
器つくるのに影響しますよ
料理してると
器つくるのに影響しますよ
料理やってるとね
器つくるのにも影響すると思います
器つくりながら
「こういう料理に合うかも!」
とか考えますし
焼きものに活かすために料理を始めたわけではなくて
大学時代、一人暮らししてた時に料理やってて
楽しいなって思って、始めただけなんですけどね
登り窯はね、
火を入れると五〜七日燃え続ける
登り窯には四つ部屋があるんです
それぞれに焼きもの置いて合計3部屋で焼きます
四つ目の部屋では焼かない
捨て部屋って言うんですけど、4部屋あると3部屋目がよく焼けるんです
火を入れると五〜七日燃え続けて、夜中もずっとついてないとだめで
服装も気をつけなきゃ
ナイロンは溶けちゃうし、厚手のスウェットとかで耐えるんです
登り窯はね、
火を入れると五〜七日燃え続ける
焼きものが好き
好きだから得意なのか、得意だから好きなのか
図画工作や絵は得意だったんです
それで、いずれは焼きものをつくる人になりたいと思ってましたね
窯元に生まれましたけど
父とは師弟関係って感じではないんです
襲名して代々継ぐのとはちょっと違ってて
やりたいことをやってる感じです
当然教わることはたくさんありますけどね
焼きものの道に進みたいとはっきり決めたのは高校の時です
それで大学院まで行って陶芸を専攻して、そこからは自分の道の追求ですね
当時は相馬焼というよりは焼きものつくりたいと思ってました
あれ、誰でしたっけ?
あの顔怖い人
映画が昔から好きで、
「恋愛小説家」を観て映画にハマったんです
あれ、誰でしたっけ?あの顔怖い人
ええと...ジャック・ニコルソン!
あれを観て映画って面白いなあと思って、それから結構観ましたね
最近だとボヘミアン・ラプソディー、泣けたなあ、泣けた
もう、マウスピースつけて
つくってますよ
大きな器はコントロールするのが難しいんです
大きいものは粘土の重さが40kgくらいになる
最初は電動のろくろで直径1mくらいの丸い器にして、1ヶ月くらいかけて少しずつ形にしていきます
柔らかすぎると崩れるし、固すぎると造形がつくれなくなってしまう
体力的にもきついですよ
もう、マウスピースつけてやってます。単純だけど難しいです
昨日はヒラメの刺し身
昨日のおつまみは刺し身
父にヒラメの刺し身、昆布締めしたやつ、もらったんですよ
それに生ハム、春菊のお浸しを自分で追加して
食べながら飲むの好きなんですよね
ビールグラスも当然自分でつくったもので。日によって使い分けたりね
近藤 賢さんの商品
- 通常価格
- ¥8,370(税込、送料込)
- 通常価格
-
(税込、送料込) - 販売価格
- ¥8,370(税込、送料込)
- 単価
- (税込、送料込) あたり
【入荷待ち】瑠璃釉長皿、豆皿セット
端正なフォルムと美しい色が特徴の長皿と豆皿のセットです。
四角に切り出した磁土を一つひとつ丁寧に削り出してモダンなデザインに。
鮮やかな瑠璃色が美しい作品になっています。
シンプルでいて高級感、清潔感が感じられる器で日々の生活に彩りを加えてください。
◯内容量
長皿:W380×D130×H20mm 豆皿:W100×D100×H15mm ※焼き上がりで、多少の差異が生じますことご了承ください。
◯お手入れ方法
電子レンジ・食洗機使用可 洗浄する場合は、やわらかいスポンジに中性洗剤を使用してください。 陶器の汚れがひどいときは「食器用漂白剤」をご使用ください。
◯お届けまでの目安
ご注文から3日~5日程度
ご注意点
- 常時、在庫するよう努めますが欠品時はお届けまで1~2か月を要します。
- 1点1点手作業で製造しているため、ネット上の商品画像と実際の商品はサイズ・形・色合いが多少異なる場合がございます。