食農価値創造研究舎

トマト加工専門家

近藤 一夫
こんどう かずお

南会津町でトマト加工を専門にする食農価値創造研究舎、代表。26年間農協に勤め、そのうちの22年間、トマト担当として地域ブランド、南郷トマトの栽培指導や農家経営のアドバイスに携わる。2017年農協を退職し、自身でトマトジュースの加工を専門とする加工場を設立。温泉とストレッチポールが日課。

#044
近藤 一夫
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南郷トマトに関して
俺の右に出る者はいない

農協に勤めてた頃は、ずっとトマトを担当してたの

栽培の技術指導とか農家経営のサポートとか。農協に入ってすぐ担当になって、だから22年間だね

本当はねトマトつくりたかった。だってさ栽培指導とかしてたら自分でやりたくなるでしょう?でも、今やってるのはトマトジュースづくり

別に焦んなくても
いいじゃないの?

農業、トマトに携わるって、昔は考えもしてなかったね

よく高校生とかに言うんだよ「俺はやりたいこと見つけて社会に出たわけではない、成り行きで社会出た。それからいろいろ見て、聞いて、今こうやって地域のためにやろうという気持ちが湧いてきた」って

だからね、やりたいことがなくても別に焦んなくていいんじゃねえの?いつか見つかるよって思う

つくり手冥利に尽きるね

果汁になった状態で煮詰めて、あく取りするから、エグみとか雑味がなくてクリアになるんだよね。こういう工程で大量生産はできない、手間かかってますよ

トマトジュースが駄目っていう人が、結構ね、飲んでくれる

「苦手だったけど、これは飲めるから1本ください」とか、やっぱそういうのは嬉しいね、つくり手冥利に尽きる

内定もらってから2年修行 

農協に就職決まってから

このまま農協に入っても役に立たないからって

滋賀にタキイ種苗って会社の研究農場というのがあって

そこで2年間勉強して来いって言われて、行ったの


厳しくてね、全寮制で女人禁制、アルコール禁止

寮内で酒飲んだら一発退学だ

そこで栽培や農業経営とか、蔬菜園芸学とか一通り

短期間で教えてもらった


実習主体で朝3時から畑出たりするからね

講義の時間はありがたい睡眠時間なわけだ

やんちゃ坊主の

悪ガキだったらしい

JAに入ってから仕事で、あるお宅を訪ねたら

おばあちゃんが「もしかして一夫くん?」って

そうですって言ったら

たまたま小学校の時の音楽の先生だったの


「やんちゃ坊主の一夫くんが立派になって」って

ちょっと半ばウルウルしながら

「一夫君に泣かされたのよ、私は」って


何やったんですか俺?って聞いたら

「やんちゃで、手が付けられなくて、

ピアノの上で踊られた時は泣いたわ」って

05:00
起床
※勝手に目が覚める
05:10
メール・ニュースチェック
07:00
支度
08:30
出勤
08:40
社内でミーティング
09:00
外回り・営業・商談
12:00
昼食
※ストレッチ
13:00
メールチェック・商談
15:00
製品納品、受託加工受入・外回り
17:30
業務終了・社内ミーティング・テイスティング
18:00
温泉
※きらら289へ
19:00
夕食
※会社の事務所で食べる
20:00
メールチェック、EC受注確認・配送準備等
21:00
帰宅
22:00
就寝
ある一日のスケジュール
One day's schedule

トマトの困ったを解決する

トマトの困ったを解決する

26年間農協に勤めて、親の介護がきっかけで辞めて

周りからは何か志して農協から飛び出た、みたいに言われるけど

全然そんなことない


でも、もちろん地域を盛り上げたいって気持ちもあってね

南郷トマトは年間に約3000tくらい穫れる

それの約1割、300tぐらいは流通に乗せられない規格外れ

こっちでは「はねだし」っていうんだけど


その一部しかお手伝いできないけど

「トマトの困ったを解決する」ってことでこの会社始めたの

福利厚生

ストレッチポール支給

福利厚生

ストレッチポール支給

これ?福利厚生のストレッチポール

やっぱあのね大事なんです、もう運動不足だし


ちょっとやってみる?

本当は両手広げられる広いところでやるけど

俺はこう、こうやって羽ばたきながら深呼吸

ああ伸びてる伸びてる


肩甲骨の裏のあたり、ここ辺が痛くなるの

これをゆっくりやるの

そうするとね肩こりとかなくなるの

十一月のトマトが

なんせ最高にうまい

十一月のトマトが

なんせ最高にうまい

トマト食べてみる?

収穫は7月から10月いっぱいまでだから

今はもう出荷終わってる、11月はトマト食べれないんだよ

でも、このトマトがなんせ最高にうまい


昭和37年かな南郷の農家さんが

日本でトマトつくんるんだって始めて

2007年に南郷トマトっていう地域ブランドができて


うちらは先人が築き上げた牙城に

チョコッと乗ってるわけだ

製造責任者兼専属シェフ

うちの弟です、今はトマトジュースの製造担当

横浜にずっと住んでたんだけど、本格的にこの会社始める時にちょうどお袋が亡くなってね

弟が葬式で戻ってきた時に捕まえた、ははは

料理が得意でね、ご飯もいろいろつくってくれるから専属シェフでもある

製造責任者兼専属シェフ

コラボ企画が続々と

この道の駅「きらら」はうちの商品いろいろ置いてもらってる

これはトマトジュースの飲み比べができるセット。夏トマトと秋トマトとそのブレンドの3種類

これは、目黒麹店の大ちゃんに声かけてつくった南郷トマトラーメン、絶対売れっからつって始めて、今大人気よ

ソフトクリームにもうちのトマトジュース入ってて、おい、のぶ!食農研でソフトクリーム買ってくれる?

コラボ企画が続々と

語呂がいいから
マイナス22度

原料が入ってきたらまず冷凍。トマトは収穫するとどんどん味が落ちていくんだけど、冷凍すると品質が保持される

マイナス10度より20度、低ければ低い程よくて、この冷凍庫は語呂がいいから-22度

あと、冷凍して細胞壁を壊わすことによってリコピンの吸収率を上げたり、うまみ成分のグルタミン酸を取り出しやすくしたり、要するに旨味や味わいが引き出される

ここは加工場小さいから、1日に処理できる量も限られるから冷凍して保存できるメリットもあるし、まあ一石三鳥

イタリアンのシェフがソースつくる時も一旦トマトを冷凍してからソースづくりに入るんだけど、一流シェフの技を使ってるんだよ、ははは

温泉行こう
ほらタオル

休みってのがほぼないから

もう唯一の楽しみが、この先の道の駅にある温泉。リゾート気分で

火曜は定休日だけどそれ以外は家で風呂入らないで必ず温泉。みんなも入る?ほらタオル

今日は山桜だ、お湯が入れ替わるんだよね

会社で晩飯食って、温泉入りに来て、また戻ってひと仕事してっていうのが毎日のサイクルかな。サウナ3分、水風呂1分、これをだいたい5セット

で、出てから体重計乗る

いやあ、露天いいでしょう?はああ、いいね

ここからの景色も最高だよ

うちのかみさんはね、ここで働いてて、今日は休みだけど、いつもは受付のところにいるよ

農協に勤めてた頃の同僚でね、目の前に座ってた。まさか結婚するとは思わなかったけど

現場はわかんねえことばっかよ

農協入る前に2年間、研究農場で学んでね、それなりに自負があったんだけど、現場入ったらわかんねえことばっかよ

気候も環境も違うし、農家さんには「なんだよ兄ちゃん、2年も勉強してきてこれ知んねえのか」って言わっちよ

現場はまた一から、知識と経験積み上げて積み上げてだったね

会津最強ハンドボール部

高校はハンドボール部でね、県大会常連校で

会津では最強って言われてたんだよ

会津に一校しかハンドボール部ないから、あはははは

30歳まで現役でハンドボールやってて、ちなみに俺、全会津のハンドボール協会の会長。一校しかないから、そのOBが自動的に全会津の会長なのよ、あはははは

時代がついて来なかったね

高校の頃ねバンドやってたんだけど、その頃はBOOWYって流行っててコピーバンドやってた、俺は氷室役でね、ぴったりでしょ?

で、南郷地区で一番最初にライブってのをやったのは俺らなんだよ

祭りで、しかも単独ライブだ。実行委員会にも一切お世話にならずに

「無料だから観に来てよ」って誘って、結局観客が5、6人

時代が俺らについて来なかったね

節目節目で飲むんだよ

農協で農家さんと一緒に過ごしてると、生き生きしてるというか、やっぱ楽しそうだったもん

だって種まきから秋まで本当酒飲みばっかだもんね、はははは

たねまき、仮植、定植、初出荷、中丁場、あとは暑くなって、夏バテしないように暑気払い、秋は収穫祭、で冬には今度反省会、節目節目でずっと飲んでる

プロフィール

食農価値創造研究舎 / トマト加工専門家

近藤 一夫(こんどう かずお)

南会津町でトマト加工を専門にする

食農価値創造研究舎、代表。

26年間農協に勤め、そのうちの22年間、

トマト担当として地域ブランド、

南郷トマトの栽培指導や農家経営のアドバイスに携わる。

2017年農協を退職し、自身で加工場を設立。

トマトジュースの加工を専門とする。

温泉とストレッチポールが日課。

近藤 一夫さんの商品

通常価格
¥6,980(税込、送料込)
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販売価格
¥6,980(税込、送料込)

南郷トマト100%ジュース 夏秋 720ml 2本ギフト

生食用の食べて美味しい『南郷トマト』を贅沢に100%使用したトマトジュースです。


『南郷トマト』は、7月〜10月の夏から秋にかけて収穫・出荷されるブランドトマトで『夏秋トマト』(かしゅうとまと)と言われる作型で栽培されています。 また、福島県内では、ダントツの出荷量を誇り、年間に3000t以上を関東・京浜地区へ出荷されています。 東北を代表する『夏秋産地』(かしゅうさんち)として品質・量ともに市場・仲卸・量販店から高い評価を受けています。 『南郷トマト』は夏秋産地の中では、歴史は古く昭和37年から実に56年続いている産地です。

この南郷トマト100%ジュース「夏秋」のラベルに描写されたものは、農家で代々受け継がれた「技術」・「味」・「想い」を「父」から「子」へ、あるいは「おじいちゃん」から「孫」へ、 現在では、地元農家を師匠(親)とし、都会から新規就農者(子)としてこの土地で新たにトマト栽培を始められた方へと受け継がれているという事を表現しております。

食農研農産物加工所で製造される製品は、手作りで丁寧に時間をかけて作っておりますので、一度に大量に作ることができません。 なので、作るごとに味わいが変わってきます。その味わいの変化もお楽しみいただければと思います。



◯内容量

南郷トマト100%ジュース夏秋 720ml×2本

◯お届けまでの目安

ご注文から7日間程度

◯お届け方法

常温便

◯お召し上がり方

一番のおすすめは、やはりそのまま飲んでいただくことです。より素材本来の味を楽しむなら常温がおすすめですが、夏の暑い時期は冷やした方がよりおいしくいただけます。また、雑味を徹底して取り除いているため、ビール・焼酎・炭酸割りなど、さまざまな飲み物と合わせることができます。

◯8大アレルゲン

なし

◯賞味期限

製造日より730日

カートに入れる
通常価格
¥13,000(税込、送料込)
通常価格
(税込、送料込)
販売価格
¥13,000(税込、送料込)

南郷トマト100%ジュース 夏秋 720ml 6本セット

生食用の食べて美味しい『南郷トマト』を贅沢に100%使用したトマトジュースです。


『南郷トマト』は、7月〜10月の夏から秋にかけて収穫・出荷されるブランドトマトで『夏秋トマト』(かしゅうとまと)と言われる作型で栽培されています。 また、福島県内では、ダントツの出荷量を誇り、年間に3000t以上を関東・京浜地区へ出荷されています。 東北を代表する『夏秋産地』(かしゅうさんち)として品質・量ともに市場・仲卸・量販店から高い評価を受けています。 『南郷トマト』は夏秋産地の中では、歴史は古く昭和37年から実に56年続いている産地です。

この南郷トマト100%ジュース「夏秋」のラベルに描写されたものは、農家で代々受け継がれた「技術」・「味」・「想い」を「父」から「子」へ、あるいは「おじいちゃん」から「孫」へ、 現在では、地元農家を師匠(親)とし、都会から新規就農者(子)としてこの土地で新たにトマト栽培を始められた方へと受け継がれているという事を表現しております。

食農研農産物加工所で製造される製品は、手作りで丁寧に時間をかけて作っておりますので、一度に大量に作ることができません。 なので、作るごとに味わいが変わってきます。その味わいの変化もお楽しみいただければと思います。

 

◯内容量

南郷トマト100%ジュース夏秋 720ml×6本

◯お届けまでの目安

ご注文から7日間程度

◯お届け方法

常温便

◯お召し上がり方

一番のおすすめは、やはりそのまま飲んでいただくことです。より素材本来の味を楽しむなら常温がおすすめですが、夏の暑い時期は冷やした方がよりおいしくいただけます。また、雑味を徹底して取り除いているため、ビール・焼酎・炭酸割りなど、さまざまな飲み物と合わせることができます。

◯7大アレルゲン

なし

◯賞味期限

製造日より730日

カートに入れる