とみおかワインドメーヌ

ワイン畑代表

遠藤 秀文
えんどう しゅうぶん

とみおかワインドメーヌの代表であり、建設コンサルタントを主事業とする株式会社ふたばの社長でもある。富岡に新たな観光資源をつくりたいとの想いから、2016年に富岡でぶどう栽培を始める。ゆくゆくは醸造所をつくって、海を感じられるワイナリーにするのが夢。

#015
遠藤 秀文
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ブドウで街が変わると思う

昔から富岡に何か持ち帰れないかなって考えていて

前職でいろんな国に行ってたんですけど、ワインって世界中どこにでもあるんですよね。ブドウ畑っていうのが景色になってるし、あと、魚料理、肉料理とか食文化とも繋がるし

いろんなものが繋がるなって思って、それでワインつくろうと

ブドウで街が変わるんじゃないかな、と思うようになったんです

親父の土産話
聞いてると楽しそうでね

ニュージーランドのオークランドが富岡町と姉妹都市だったんですよ

昔、私の親父が町長やっててニュージーランドによく行ってたみたいなんです。それで親父の土産話をよく聞いてたんですね

「海見ながらワイナリーで飲んだワインうまかったなあ」って楽しそう話してて、ニュージーランドは一回行かなきゃと思って

それで行ってみたらイメージがピタッと合ったんです

テレビは大きい方がいい

えっとね情熱大陸、あとはプロフェッショナル

この二つを録画してますね。風呂上がりに大きなテレビで観るんです

情熱大陸はいろんなジャンルの人が出てきてですね、熱いんで

パワーもらえますよね。情熱大陸出れるようなワインつくりたいですね

醸造所どこにしようかな

一昨年、ブドウを収穫してワインができて

この場所でもワインができることは証明されたのと

品種によってはそれなりの品質が確認できて

まあ、あとはどうやって収量をあげていくか、ですよね


ワインの醸造も考えてます

どこにそういう施設を作るかっていうのは

これから決めなきゃいけないですけど


できるだけ海の近くにするか、駅の近くにするか

これから検討していきたいなと思いますね

嫁さんは何にも言わない

本当はどう思ってるんだろう

うちの嫁さん結構保守的なんですよ

あんまり新しいことに対して積極的ではないんですけど

ワインに関しては何も言わないんですよ


大体新しいことをやろうとするとダメって言うんです

最初はそこにある薪ストーブだってダメって言ってました

まあ設置して火焚けば、うんいいねってなってましたけど

だいたいダメなんですよ、そういうことに対して


ワインに関しては良いとも言わない、

悪いとも言わない

だからいいんだと思いますよ・・・

本当はどう思ってるんだろう

04:20
起床
04:30
ランニング
06:30
出社
※株式会社ふたば
06:40
事務処理・メール対応・決済など
07:40
会社周辺のゴミ拾い
08:20
朝礼・社内の清掃
09:00
ミーティング
11:00
海外案件対応
※インドネシアやペルーのプロジェクトの対応
12:00
昼食
※お弁当、自分でつくることも
13:00
会議
15:00
報告書作成
16:00
ワイン圃場へ
16:10
ワインドメーヌの社員と情報交換
18:00
研究会出席
20:00
帰宅
20:30
夕食・風呂・録画したテレビ番組をチェック
21:30
就寝
ある一日のスケジュール
One day's schedule

自宅はログハウスなんです

自宅はログハウスなんです

震災の時に建てられた仮設住宅を移築した自宅です

県産材を使ったログハウスで、

こういうのも結構建てられたんですよ


震災前に家建てたんですけど

新築5ヶ月で津波で流されてしまって

その時にお世話になった建築家の方が

仮設住宅を手掛けてらっしゃって

引き取り手いないかってことだったので手を挙げて


自宅兼公民館みたいな家でもいいかなぁと思ったんですよ

ここでワインの勉強会したり、懇親会したり

そういう場にもなっているんで

まぁよかったかなとは思いますよね

見たことないでしょう?

海のワイナリー

見たことないでしょう?

海のワイナリー

たぶんね日本人のワインのイメージって山なんですよ

やっぱ山梨が発祥の地なので、

どっちかというとワイン、ブドウは

山ってイメージがあるんですけど

世界を見れば海沿いのワイナリーはいくらでもあるんですよ


秋になると、

近くの川に鮭が遡上するんですよ

そこで地元の魚介類とワインをどう合わせようかっていう

マリアージュがその場で生まれるし

海の近さっていうのを

最大限、魅力にしたいなと思ってます

親子二代ゴールキーパー

親子二代ゴールキーパー

休みの日は家族サービスですね

塾と部活の送り迎えとか

息子がサッカーやってて

ゴールキーパーやってます


私もゴールキーパーだったんですよ、

高校の時キャプテンでゴールキーパー


不思議ですよね、親子でゴールキーパーなんて

サッカーの話とかしたいですけど

まあ、でもあんまり親の話聞かないですよね

中学生でなかなか照れくさいのかな

駅近ワイナリーだから
思いっきり飲める

この圃場は常磐線富岡駅と海の間に位置してます

こだわってんのは、駅の近さなんですよ。駅から歩いて行けるってところ

これがミソで、日本のワイナリーってすっごい遠いんですよ

レンタカーとかタクシーで行かなきゃいけないのね

そうすると、だれか飲めない人が出てきちゃう。思いっきり飲めないんですよ

公共交通機関があれば思いっきりワインが飲める

駅近ワイナリーだから

思いっきり飲める

海と駅の間のあの辺りを
ブドウ畑にしたいんです

あっちが海で、道路から200mは防災林、あっちがJR富岡駅

ちょうど海と駅の間の、あの辺りをブドウ畑にしたいんです

ここから見るとブドウ畑が景色になるっていうのがわかりますでしょう?

うちにはバーベキューの道具もそろってますし、

ワインができて、鮭上がってってなると最高ですよ

海と駅の間のあの辺りを

ブドウ畑にしたいんです

ブドウ栽培
3年で実る

ブドウ畑始めようと思って

知り合いに声をかけて町民有志10人からスタートして、最初は見様見真似でやってました

そしたら全然できないんですよ。もう病気だらけになって、2年くらいは全然ダメでした

隣の川内村の職員の方とワインの話をしていたら、それいいなって

そしたら盛り上がって村長も「おお、いいな、やっぺ」ってなって、川内村の方がどんどん大きくなりました(笑)

3年目にこのままじゃダメだって思って、ブドウ栽培の専門の方に入っていただいて、ようやく実ができた

みんなで喜びましたけど、一番の収穫は、避難した人たちが、ワインをきっかけに富岡に来て、故郷をこうしたいねって語り合う

そういう場になったことだと思います

マチュピチュ遺跡
3D化プロジェクト

私がやってる会社の「ふたば」で今入れ込んでいることの一つが、マチュピチュ遺跡を三次元化するプロジェクトなんです

なぜマチュピチュかは理由があって

震災の時、富岡町民の避難を受け入れてくれた大玉村ってとこがあって、いつか恩返ししたいなと思ってたんですよ

そしたらある日、地元の新聞に「大玉村とマチュピチュ村が友好都市締結」っていう記事が出たんです

翌日、朝礼で話したんですよ。社員の前で

昨日新聞を見て、俺は今まで培った3次元の技術をマチュピチュ遺跡で生かしたい。これこそが恩返しだよな?って話したら、みんな引いてね(笑)

企画書何度も書いて、3回目でようやく通りました

社長って
切ない立場なんですよ

本業は「ふたば」という建設コンサルタントの会社をやっていて

社員はワインの話すっとみんなあっち見てます(笑)

ワインはワイン、ふたばはふたば。社長それふたばと関係ないですよね?って

見てろよ、いつか関係あるようにしてやっからな、ワインがまちづくりの中心的な存在になるからな、と思ってます

結構自信あるんですけどね

こんなところでブドウ畑やるって

突拍子もなく聞こえるんですよね、普通の人からすると

周りの人はまたバカなことをやってる、また社長があんなこと言ってるって、そんな感じですよ大体は

でも自分としては自信があるんですよね、意外と

ダイビングはよくやりましたね
仕事ですけど

ODAを開発援助する会社で計画設計のコンサルタントやってたんです

思い出深いのがインドネシアバリ島の砂浜の再生事業

なかなかプロジェクトが進まないので、会社から言われてもないのに、私費で海に潜ってサンゴを調査して

砂浜の侵食の元々の原因の一つが開発などによるサンゴの減少で。大元を改善することが大切と思って、サンゴ移植や保全について調査して、学会で発表したら結構反響がありました

プロフィール

とみおかワインドメーヌ / ワイン畑オーナー

遠藤 秀文(えんどう しゅうぶん)

とみおかワインドメーヌの代表であり、

建設コンサルタントを主事業とする

株式会社ふたばの社長でもある。

富岡に新たな観光資源をつくりたいとの想いから、

2016年に富岡でぶどう栽培を始める。

ゆくゆくは醸造所をつくって、海を感じられるワイナリーにするのが夢。

遠藤 秀文さんの商品

通常価格
¥13,750(税込、送料込)
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富岡ワイン葡萄苗木オーナー (苗木1本、富岡産葡萄を使用したワイン1本)

福島県双葉郡富岡町ではワインを作るだけのコンセプトではなく、地元の食材とのマリアージュ、地域風土との融合をはかり、新たな文化となるテロワールを意識し、地域復興の後押しになることを目指しています。

原発被災を経験し6年間無人となった地域でのワイン造りは多くの高いハードルを有しております。当地ではまだ醸造用ブドウの試験的な栽培からの試験醸造のステージで、これから本格的な事業化そしてワイナリー整備を目指しております。皆さんのご理解とご協力で実現できればと思います。醸造用ブドウは植えてからワインとして使用できるまで最低3年間要します。1年間、苗木オーナーとなって富岡町でのワイン造りにご支援頂ければ幸いです。

苗木オーナー様には、2022年4月以降完成予定のワインをお届けすることに加え、取り組み経過やイベント情報を年2回程度お送りさせて頂きます。

※ご注文時にご登録いただきますメールアドレス宛にお送りいたします。ご不要の場合はお知らせください。

 

※2022年春完成分 完売しました。

次回入荷時期が分かり次第、販売開始いたします。

 

◯内容量

2022年ワイン(シャルドネ1本)、ブドウ苗木(オーナー期間:1年間 苗木付近にオーナー様のタグを付け、成長をご報告します)

売り切れ
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富岡ワイン葡萄苗木オーナー(苗木2本、富岡産葡萄を使用したワイン2本)

福島県双葉郡富岡町ではワインを作るだけのコンセプトではなく、地元の食材とのマリアージュ、地域風土との融合をはかり、新たな文化となるテロワールを意識し、地域復興の後押しになることを目指しています。

原発被災を経験し6年間無人となった地域でのワイン造りは多くの高いハードルを有しております。当地ではまだ醸造用ブドウの試験的な栽培からの試験醸造のステージで、これから本格的な事業化そしてワイナリー整備を目指しております。皆さんのご理解とご協力で実現できればと思います。醸造用ブドウは植えてからワインとして使用できるまで最低3年間要します。1年間、苗木オーナーとなって富岡町でのワイン造りにご支援頂ければ幸いです。

苗木オーナー様には、2022年4月以降完成予定のワインをお届けすることに加え、取り組み経過やイベント情報を年2回程度お送りさせて頂きます。

※ご注文時にご登録いただきますメールアドレス宛にお送りいたします。ご不要の場合はお知らせください。

 

※2022年春完成分 完売しました。

次回入荷時期が分かり次第、販売開始いたします。

◯内容量

2022年ワイン(シャルドネ2本)、ブドウ苗木2本(オーナー期間:1年間 苗木付近にオーナー様のタグを付け、成長をご報告します)

売り切れ
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¥35,000(税込、送料込)
通常価格
(税込、送料込)
販売価格
¥35,000(税込、送料込)

富岡ワイン葡萄苗木オーナー(苗木3本、富岡産葡萄を使用したワイン3本)

福島県双葉郡富岡町ではワインを作るだけのコンセプトではなく、地元の食材とのマリアージュ、地域風土との融合をはかり、新たな文化となるテロワールを意識し、地域復興の後押しになることを目指しています。

原発被災を経験し6年間無人となった地域でのワイン造りは多くの高いハードルを有しております。当地ではまだ醸造用ブドウの試験的な栽培からの試験醸造のステージで、これから本格的な事業化そしてワイナリー整備を目指しております。皆さんのご理解とご協力で実現できればと思います。醸造用ブドウは植えてからワインとして使用できるまで最低3年間要します。1年間、苗木オーナーとなって富岡町でのワイン造りにご支援頂ければ幸いです。

苗木オーナー様には、2022年4月以降完成予定のワインをお届けすることに加え、取り組み経過やイベント情報を年2回程度お送りさせて頂きます。

※ご注文時にご登録いただきますメールアドレス宛にお送りいたします。ご不要の場合はお知らせください。


 

※2022年春完成分 完売しました。

次回入荷時期が分かり次第、販売開始いたします。

◯内容量

2022年ワイン(シャルドネ2本、ソービニョンブランまたはメルロー1本)、ブドウ苗木3本(オーナー期間:1年間 苗木付近にオーナー様のタグを付け、成長をご報告します) なお、メルローに関しては、2022年秋頃まで熟成予定ですので、発送時期は2022年秋以降となります。

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