初酔プロジェクト
この田んぼは19歳の子たちが管理してます
19歳の子たちが米づくりと酒造りを体験して、自分たちでつくったお酒を20歳のお祝いで飲むんですけど
そのお酒が、うちが初めて自社ブランドでつくった「初酔（ういよい）」って言う銘柄で。もう2期目になります
酔っぱらい結婚
うちの奥さんはもともと飲食店やってたんです
すごくいい酒揃えてたんですよ。知人から教わって行くようになって
聞けば女将はまだ若いし、しかも独身だっていうじゃないですか？ そのうち通うようになって、この人がラストチャンスだなと思って
もう、飲ませて、酔わせて、プロポーズ（笑）
結婚前はお互い酔っぱらってる姿しか見てませんから
3階建ての豆富屋
うちの母親は豆富屋をやってて、さっき通ったあそこら辺で
ものをつくって売るっていうのが面白そうだなと思って見てました
小学校の時の作文で大人になったら豆富屋やるって、豆富屋で3階建ての自社ビルを建てるんだって書いてた（笑）
結局、同じようにものつくって売るようになったんで不思議ですね
未来農業の由来は・・・
未来農業という会社名にしたのは
持続可能な農業を未来に向けて引き継ぐという志を持って・・・
というのは、対外的な説明で（笑）
未来工業株式会社って知ってます？
あそこの故・山田会長が好きで
日本の企業の中でも尊敬する会社の一つなんです
うちは農業だから未来農業はどうかなと思って色々調べたら
直球で「未来農業」って会社はなくて、これは運命だな、と
で、未来農業ってつけたのが真実です
地域の農業を守りたいんですよ
あのコンバインもうちのスタッフが動かしてます
この辺の農家さんやめる人いっぱい出てきてるんですよ
米農家の跡継ぎなんていないから
それで、うちに収穫だけ面倒見てよとか、田んぼ貸すから使ってよ
とかっていう話が来るんです
本当は家族でのんびり農業やって、くらいで考えてたんですけど
やっぱ地域の方の要望にも応えたいし
地域の農業を守ってかないと自分もできなくなるし
それで法人化して、とことんやろうって
農場スタッフと打ち合わせ
※晩酌は必須
※一緒に寝落ち
お酒が好き過ぎて
酒米農家になった
お酒が好き過ぎて
酒米農家になった
実家が農家なんですけど
もともとは農業やるつもりは全くなくて
20代半ばくらいまで仕事転々としてたんです
とにかくお酒が好きで（笑）飲むのも好きだけど
酒造りのプロセスも好きだし、ストーリーも好きだし
お酒に携われるといいなって思ってた時に
うちの父が酒米をつくりはじめたんです
手伝ってるうちに、あれ、原材料をつくるのって
一番面白いし、お酒に携われる近道かも、って思い始めて
で、父に農業やりたいんだって言って農家になりました
本当はテニスサークルに
入りたかったんですけど
本当はテニスサークルに
入りたかったんですけど
午前中は大学行って、午後は仕事してっていう生活で
同級生からは丹野さんって呼ばれてますね
ちょっと飲み行こうかって言って行くと
僕が払うんですけど、「あざーす！」とか言われて
裏でATMとか呼ばれてないといいんですけど（笑）
でも、誕生日には「丹野さんおめでとうございます！」
とかいって酒くれたりもするんですよ、いい子が多いです
本当はテニサー入って
キャンパスライフをエンジョイしたかったんだけど（笑）
さすがにそれはね
桜の名所に
糀屋つくろうと思ってて
桜の名所に
糀屋つくろうと思ってて
糀屋は僕が26ぐらいの時に始めて
もう20年やってるのか、はあ、あっという間だな
僕が就農してすぐの頃、うちの父が
冬の間仕事ないから冬の間に何かやるべっ！って
ああいいよって、味噌屋を始めたんです
今は、ありがたいことに、製造が間に合わなくて、
お客さん待たせちゃってる状態で・・・
裏山の桜の名所に製造所つくろうかって考えてます
春になると3万人くらい桜見に来るから
商売できるぞ！ って（笑）
畑耕してると
縄文土器出てくる
ここ宇輪台遺跡って縄文遺跡があったところで、
僕が小学校ぐらいの時に遺跡調査やってました
畑耕してると縄文土器出てくる。見ると縄でつけた模様、ちゃんとあるんですよ
これは、うちの父が「ここに縄文遺跡あったところだから竪穴再現すっぺ」って仲間とつくった竪穴式住居
子どもと一緒に来て、この住居でお弁当食べたりね
畑耕してると
縄文土器出てくる
ポン菓子・生キャラメル
お菓子部門拡大中
陣場町にある「醸し屋とうつぎ屋」はうちのアンテナショップです
お菓子とかも扱ってて、スイーツはうちの奥さんが企画してます
生キャラメルとかポン菓子とか置いてて
子どもに食べさせられるお菓子って気になるじゃないですか、添加物とか
いくらでも食べなって、あげられるお菓子をつくれないかなっていう発想で、
うちのお菓子部門は少しずつ大きくなってってますね
ポン菓子・生キャラメル
お菓子部門拡大中
田んぼは
100〜150枚ぐらい
この辺うちでつくってる、酒米です
山田錦っていって東北ではなかなか売りづらいんだけど、半分趣味で。山田錦って、東北の酒米農家は、一度は挑戦したくなるんです
もうちょっと大きいサイズの田んぼもありますけど、それが今100、150枚ぐらいうちで管理してて
この辺は、棚田と平地の中間ていうか、いわゆる中山間地域なんで、1haとかの田んぼは、つくれないんですよね
効率化できないから、いかに付加価値をつけるかが課題
これは夢の香りという福島のオリジナルの酒米
これは、浪江から山形に移って再開した鈴木酒造店さんに納めて、日本酒になります
それと、今度甘酒を、委託で造ってもらうんですけど、それの原料にもなります
文字数オーバーは
アウト？
2019年に福島大学に食農学類ができたんです。ちょうど農業を持続可能にするには人材を育てなきゃいけないと思ってて、それで、まず自分が人に教えられるようになるには学び直すしかないと思って、受験したんです
受験の時の小論文、1000文字の原稿用紙が配られて、びっちり書いたんですよ
終わってから、あれっ？ 問題には800文字で書けってあったよな、と思って慌ててネットで調べたら「文字数オーバーアウト」
ああ、終わった...と思いました
それでも無事受かったんですけど
家族には内緒で受験してたんで、ごめん受かっちゃったんで、大学行っていいすかって
とりあえず酒飲ませて、酔っぱらった勢いで「いいよ」って言わせた（笑）
前掛けトートバッグ
お酒好きらしくていいでしょう？
こっちは鈴木酒造店さん、反対側は金水晶さん、どっちの酒蔵さんにも、僕のつくった酒米を納めているんだけど
この前掛けは、うちの奥さんがつくってくれたんですよ、そうそう。前掛けだったやつをバッグにしてもらったんですよ
体育は免除でよくない？
この歳で大学生やって、辛いのは体育
僕は選択で卓球取って楽しくやってましたけど、時々あるんですよ
心拍数を測定して分析するのに体育館ひたすら走らされたりとかして
俺は免除でよくない？ と思うんだけど
こっちはもう二日酔いなのに（笑）
気持ちいいですよ
田舎の朝は
朝日が昇ってくるぐらいの時間帯、朝霧がかかってたりとか、すごく気持ちいいですよ、田舎の朝は
ドライブして田んぼ見て回って、アルコールを少し抜くためにもいい空気を吸って。朝の時間は好きです
プロフィール
未来農業 / 酒米農家・糀屋
丹野 友幸（たんの ともゆき）
酒米農家、糀屋を営む未来農業代表。
26歳で実家の農家を継ぐが、
農業の将来を見据え法人化。
農作業代行や自社商品開発などにも取り組んでいる。
2020年、福島大学、食農学類に入学。
自ら農業を指導する立場になるべく学び直している。
農林サークル所属。趣味は飲酒。
丹野 友幸さんの商品
- 通常価格
- ¥3,100（税込、送料込）
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-
（税込、送料込） - 販売価格
- ¥3,100（税込、送料込）
- 単価
- （税込、送料込） あたり
酒米農家の糀屋セット
おかず味噌(大葉）
契約農家の新鮮な大葉と、自社製手作り味噌を使用した、無添加・手作りのおかず味噌
おかず味噌（えごま）
契約農家の新鮮なえごまを贅沢に使用した無添加・手作りのおかず味噌です。
上醸味噌
糀15割の天然醸造・無添加の生みそ。糀の米も、大豆も自社栽培のこだわりの味噌。
食べる甘酒
自社製造の糀から甘酒を仕立て、そこから甘酒のスプレットができました。パンなどに塗ったり、豆乳などで割るのもオススメ。砂糖の代わりに料理やお菓子作りにも。
◯内容量
おかず味噌（大葉）120g1瓶／おかず味噌（えごま）120g1瓶／食べる甘酒（165g）1瓶／上醸味噌（800g）1袋
◯お届けまでの目安
ご注文から5日間程度
◯お届け方法
通常便
◯7大アレルゲン
なし
◯賞味期限
製造日より30日
