remilla

アパレルディレクター

鈴木 伸忠
すずき のぶただ

アパレルブランドremilla(レミーラ)ディレクター。高校時代にスケートボードで遊ぶ時に着ようとつくったTシャツがブランドの始まり。縫製工場に勤め、フィリピン工場勤務を経て独立。工房の隣には兄が営むシルクスクリーン工場があり、remillaの服づくりを支える。

#072
鈴木 伸忠
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「アイディアは距離に比例する」

誰かが「アイディアは距離に比例する」て言ってて、いい台詞だなって

やっぱ東京行ったり人に会ったり、珍しい素材見たりすると、なんか湧いてくる

足使って見に行って、情報とって、頭の中でつなぐみたいな

だからやっぱ、出歩ってる方がいいんだと思うんですよね

動いてる時ってなんか、頭ん中流れてますよね

野球部が挨拶してくる

中学は坊主だったんで、高校入って、よし髪伸ばせる!と思って

サラサラの髪イメージしてたんですよ。でも伸ばしてみたらくせっ毛で、結局また坊主にしたんですけど

なんか物足りないと思って金髪にしたんです。金髪の坊主

そしたら野球部員がなぜか「押忍!」って挨拶してきて。後輩ができて、はははは

光の呪文「レミーラ」

高校でスケートボード始めて、友達とティーシャツつくったのがremillaの始まりです

そん時にブランド名つけようって、響きがいい言葉がいいけど

あんまり意味がありすぎちゃうのはやだなって言ってたら

友達が「ドラクエ1で出てくるレミーラって呪文あるじゃん!」って

暗い洞窟を明るくする呪文だから、それいいなって言って

服でしゃべるしかないかな

服のコンセプトとかよく聞かれるんですけど

もうぶっちゃけて言うと、分かんないんです(笑)

今日たまたまラジオで聞いたこととか

ネットで見たものとかも蓄積されてると思うから

「今を生きる僕がどう思ったか」って感覚しかないんですよ


僕がもし言語化するのが上手なら

別な仕事をやってるかな

僕は服でしゃべるしかないんじゃないかなって

言葉にできないことに挑戦できてるっていうのは

ありがたいなって思いますね

口に出した瞬間

意識し始めちゃって

かみさんとは高校の頃から顔見知りだったんですけど

縫製工場辞めてファッションショーした時に

モデルお願いしたんすよ


ショー終わってから友達に

「気になる子いないの?」って聞かれて

「いないっすね」って言っても

「絶対いるっしょ?」ってしつこくて(笑)

それで、かみさんの名前を出したんです

そしたら口にした瞬間、意識し始めちゃって

あれっ?てなって、ふふふふ

06:00
起床
06:10
みかんの木、蓮の花を眺める
06:30
家を出る
※朝ごはんは食べない
07:00
出社
08:00
生産状況の確認
08:40
ミーティング
09:00
デザイン・企画
※ラフスケッチ、生地の選定、デザイン
12:00
昼食
※ソファで昼寝
13:00
デザイン・企画
20:00
帰宅、子どものお迎え
20:30
お風呂
※基本的にシャワーのみ
21:00
夕食
22:00
趣味の時間
※動画を観る
23:00
就寝
ある一日のスケジュール
One day's schedule

おじさんの修学旅行

おじさんの修学旅行

カタログを作り始めたのって二〇〇六年ぐらいだったか

撮影で台湾に行ったり、ヨーロッパも行きました

モデルもカメラマンもみんな友達

完全にあれですね、おっさんの修学旅行っすね(笑)

普段まとまり悪い連中がさ、海外に行ったら

借りてきた猫のように先導されてちゃんと動くんだからね

「次こっち行くよー」みたいな


菅野くんは出発前日まで撮影用のサンプルつくってるから

現地に着いた途端、開放されちゃって

撮影監督なのに「菅野いねえ!遊び行ってる!」みたいな(笑)

ソイ・パンディが

描いた絵

ソイ・パンディが

描いた絵

ソイ・バンディっていう

ヨーロッパのマジェンタっていうスケートチームの

リーダーなんですけど

日本のツアーに来た時に、たまたまレミーラの服を見て

すごく気に入ってくれて着たいって連絡くれて

そこから仲良くなって、ここにも来てくれました


ソイ・パンディが絵描くので

植物の絵を描いてもらって

それをプリントしたティーシャツもつくりました

嫌なことあったら昼寝

嫌なことあったら昼寝

1日の中で好きな時間は、昼寝の時間すかね

昼ご飯食べたら1時まで寝るようにはしてるんで

そこの、仕事場のソファで


寝るの好きです

頭ん中整理されるような気がして

うん。嫌なことあった時は特に、昼寝してます


置いてある毛布は昔、会社に泊まり込んでた時用ですね

子どもがちっちゃかった時、家に帰りたかったけど

そういう自分では服つくれないから帰っちゃダメって

追い込んで、泊まってました(笑)

若い人が何か始める

きっかけになれたらって

若い人が何か始める

きっかけになれたらって

今年で四十五歳になるんですけど

結局まわりに支えられて生きてる

だから俺も人の役に立ちたいぞ、みたいな感じがあって


自分が洋服をつくろうと思ったように

若い人たち、つくりたいと思う人が

簡単な服でも、つくるの楽しいとか、おもしろいとか

ハードル高いって思わないで、自分のつくった服を自分で着る


そういうきっかけに

自分のものづくりがなったりしたら嬉しいなと

特別センスがなくても、服をつくる楽しさってあるし

つくりたいのは
仕草になる服

例えば女性の人が髪をかき上げるとか

仕草にこう、その人の独特な部分が出るじゃないですか

袖の切り替え位置がちょっと落ちてる服のシワの出方とか

猫背の人が着ると、あえてこういう風になるとか、そういうのをつくりたいですね

つくりたいのは

仕草になる服

考えるより
感じる方に戻してます

最近、釣りやるようになって

気持ちよくルアー投げれた時とか気持ちよくリールを巻けてる時が、おもしろいですね

スケボーも、どう気持ちよく乗るかって部分が似てるのかな

仕事も頭で考える癖がついちゃってたんですけど、ここ数年で感覚的な方に戻してる感じです

考えるより

感じる方に戻してます

1/2000の確率で
フィリピン工場勤務

19の時すかね。漠然とですけどニューヨークで服の勉強したいと思ってたんですよ。でも、金ないしって話してたら、親父に「勉強しながら貯金できるように縫製工場入ったらいいんじゃないの?」って言われて。あ、そっかって思って

それで、いわきにあった縫製工場に入ったんですけど、その工場結構大きくて。従業員2000人いて、フィリピンにも工場があって

しかも、そのフィリピンの工場が人手を欲しがってると。もう俺、フィリピンも海外だぞ!と思って(笑)「行きたいです!」って手挙げたんです

新人だし、2000分の1だし無理かなって思ってたんですけど、結局僕しか手挙げなかったらしくて「よし鈴木行け!」って(笑)

7ヶ月で100万円ぐらい貯まったんで、日本に帰って、ニューヨーク行く準備してたら、いわきでファッションショーやることになって

結局、貯金全部使っちゃった(笑)

家族で服をつくってます

25年ぐらい前に親父が脱サラして

ここでシルクスクリーン印刷始めて

電子部品の回路の印刷をやってたんですよ

今は洋服のプリントが多いかな

僕は3人兄弟の一番下なんですけど

今は兄貴二人が継いで、会社にしてます

うちのTシャツなんかもやってもらってるんですけど、しょっちゅう怒られます(笑)

面倒くさいのよこすなって

僕が高校生の時に友達とTシャツつくって、親父に印刷できないかって相談して

そこから洋服のプリントもやるようになったから、意外と僕がきっかけになってる(笑)

自然とアースカラー

東京で洋服つくってる知り合いは、どっちかっていうと黒とか赤とか

ハッキリした色を使うんですけど、僕が使うのは淡ーい感じの色なんす

やっぱりいわきでつくってるから、見る景色の色でそうなるんですかね?お客さんも地方の方が多いんです

やっぱ自然を身近に感じる人たちの方が合いやすいのかなあ、なんて

消えた千円

この子は幼稚園の時に使ってた小物入れ?

最近出てきて、なんか愛着湧いちゃってここにぶら下げてます

背中にファスナーあるんですけど、ここに千円隠してた記憶があって

久しぶりに見つけて、よおし!と思って中見たら、ないんですよ千円

誰が…

体型キープも仕事です

服のサンプルができたらいつも僕が着てみて、直しを入れます

だからあの、これ以上あんまり体のウエイトを上げてしまうと

自分の体で確認できなくなって問題なので(笑)

プロ意識もうちょっと持った方がいい

でもラーメンうまいんですよね

ウェブサイトはサグラダファミリア

うちの社員の大ちゃんです。パソコン好きで、カタログの編集もできる

Remillaのウェブサイトつくって売り出してくぞ、って時に入ってもらったんだけど、他のことで忙しくなっちゃって、いまだに制作途中

完成がいつになるのか

うちのウェブサイト、サグラダファミリアみたいになっちゃって(笑)

包丁持った女の人が…

この辺り家が少ないから、夜は暗くて怖いっすよ〜

ちっちゃい頃、夜歩いてたら包丁持ったおばちゃんが立ってたんす

振り返ったら、包丁持ってるのが見えて

うわあー!って叫んだら、うちの母だったんです!ははは

母も「あんたか!」って。隣組の手伝いに行った帰りだったみたい

プロフィール

remilla / アパレルディレクター

鈴木 伸忠(すずき のぶただ )

アパレルブランドremilla(レミーラ)ディレクター。

高校時代にスケートボードで遊ぶ時に着ようとつくったTシャツがブランドの始まり。

縫製工場に勤め、フィリピン工場勤務を経て独立。

工房の隣には兄が営むシルクスクリーン工場があり、

remillaの服づくりを支える。

鈴木 伸忠さんの商品

通常価格
¥6,280(税込、送料込)
通常価格
(税込、送料込)
販売価格
¥6,280(税込、送料込)

ルームスリッポン&ノベルティセット

8号帆布と11ozデニムの2タイプの表地に、ソールには耐久性を持つ一重刺子を使用した経年変化も楽しめる布作り。

(ソールには5mmの薄いクッションが挟まっています。)


部屋使い以外にも、外遊びのテント内でも使えそうなアイテム。
布で作るremilla初のルームフットウェアを是非お試し下さい。
限定商品として、オリジナルの缶バッチとのセットとなります。

◯内容量

【ルームスリッポン】  1足 ※注文時、ご希望のサイズを備考欄にご記入ください  Sサイズ:23.5~25cm  Mサイズ:25~26.5cm  Lサイズ:26.5~28cm 【缶バッチ】  大小各1個

◯お届けまでの目安

ご注文から7日程度

◯お届け方法

常温便

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通常価格
¥7,050(税込、送料込)
通常価格
(税込、送料込)
販売価格
¥7,050(税込、送料込)

V-neck Tee (グレイ杢・ブルーグレイ・墨黒)

綿とポリエステルの混紡糸の天竺を使用したレミーラスタンダードVネックTee。

綿の代わりと型崩れしにくく持ちやすい良いポリエステルで、使える1着になりました。

 

サイズ 肩幅 長さ 袖丈
S 40.5 50.0 65.5 20.0
M 44.0 53.0 67.5 21.0
L 46.5 55.5 70.0 22.0
XL 49.0 58.0 73.0 23.5



カラー:ブルーグレイ・グレイ杢・墨黒
素材:綿70% ポリエステル30%

◯カラー

ブルーグレイ・グレイ杢・墨黒 の3色 ※ご注文時、ご希望のサイズ・色を備考欄にご記入ください  

◯お届けまでの目安

ご注文から7日間程度

◯お届け方法

常温便

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