松本屋商店

味噌職人

秋山 啓三
あきやま けいぞう

喜多方市塩川町の味噌屋「松本屋商店」四代目。大学進学で上京した後、東京のガス屋で修行。両親が味噌づくりと並行して展開していたプロパンガス事業の担当としてUターン。のちに四代目として跡を継ぎ、味噌づくりを手がけるように。空き家になった実家を活用してくれる人、募集中

#085
秋山 啓三
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言うなれば「スーパー殿様みそ」

昔からつくってる「殿様みそ」っていう商品があるんですけど

材料はそのままで製法だけ変えてみたら、すっごくおいしくなったんですよ、言うなれば「スーパー殿様みそ」みたいな

それで「千載一遇」って名前つけて商品化したんです

製法でこんなにおいしくなるんだって驚いた。製法はね、教えたいんだけどね、企業秘密なんで教えられないです

5年前に気づいた

人に使われたくなくて、サラリーマン嫌だからって跡継いで

自分はずっとマルチな人間だと思ってたんだけど、そうじゃなかった

最近、女房とも話すんだけど、私、ほんとは公務員向きだったんだよね

与えられた仕事をこなすみたいな。帳簿を一生懸命書くみたいな

そういうのが合ってるの。5年前に気づいた。もう遅いけど、ははは

まあ仕事より頑張った

先輩と一緒に飲んでた時にたまたま声掛けたのが妻で、2年ぐらい付き合って結婚したんです

奥さんかわいくてモテたし、何回も断られて諦めかけたけど、ここは勝負だろうと思って頑張った、まあ仕事より頑張った下手したらストーカーってくらいアタックして(笑)でも、好きだったらそれぐらいやるのは当たり前でしょ?

家付き酵母が棲んでいる

工場は外装は新しくしたけど

梁や構造はそのまま残してあります

家付き酵母みたいなのがね、いるわけです


味噌はまず麹をつくらなくちゃいけないよね

この木枠に蒸した米を冷まして入れて

種麴まぶして布かけて、麴室で発酵させるの


次は豆ね。大豆を煮る

冷やしたら、それをミンチにする感じ

で、米麹と塩を混ぜて、桶に移し替える

で、半年から1年後ぐらい寝かせてできる

ダースベイダーの

子ども時代のやつ

9時に仕事終わったら2階の自宅で映画観てます

アマプラ最高(笑)毎日映画観られるんだもん

今はね、ディズニーチャンネル観てる

スターウォーズ観たさに入って

スターウォーズ大好き。シリーズ全部観てます

一番好きなのはやっぱあれだね

ダースベイダーの子ども時代のやつ

あれは躍動感あって、おもしろかったよね


今ハマってるのは、あれ

クリミナルマインド。もう毎日夜更かしだよ

ついつい12時まで見ちゃうだよね

07:00
起床
08:00
朝食
※朝ドラ観る
08:30
出社、開店準備
※上から降りてくるだけ
09:00
工場段取り
10:00
開店、休憩、工場で仕事、事務処理、経理
12:00
昼食、休憩
※愛妻弁当
13:00
来客、工場と事務所の往復
15:00
休憩
※コーヒー
17:00
閉店、帳簿整理
18:30
退社、夕食
※てんぷら、揚げ物
19:00
再出社 リサーチ、帳簿整理、経営計画
21:00
帰宅
※映画鑑賞
23:00
就寝
ある一日のスケジュール
One day's schedule

わかる範囲で

創業から百五十年

わかる範囲で

創業から百五十年

家系図あって、私、4代目なんですよ

ただ、その前についてはよくわからなくて

わかる範囲で4代目。150年ぐらいは経ってます


味噌屋を始めたきっかけは

これも聞いた話なので詳しくはわからないんだけど

先祖がなんかでひと儲けしたらしいんだよね(笑)

で、そのお金を使って何か商売やろうって考えたみたい


味噌屋って敷地が広くないとできないんですけど

うちには広い敷地があったんで

味噌と麹をやろうってことになったらしい

ロングセラー

親父の「のれん漬け」

ロングセラー

親父の「のれん漬け」

のれん漬けは、親父が考えたんですよ。20年以上前に

塩川町が「屋号とのれんの街」って宣言したから

名前はそこからとった


大根、きゅうり、ナス、みょうが、ごぼうの味噌漬け

しょっぱいだけじゃなくて甘じょっぱいんだよね

それが珍しいってヒットして。でも結構手間がかかるんです


まず野菜を旬の時期に1年分仕入れて塩漬けにしておく

で、塩抜きを一昼夜して、それをまた漬け込むの。

一回目は一番漬けっていって薄めの味噌に漬けて二〜三週間

次が本漬けで、また二〜三週間。一か月半はかかるかな

この際だから

襲名すっかな

この際だから

襲名すっかな

ここは物置にしてる蔵です

この蔵はね梁が見どころです、端から端まで1本ですから

運ぶときに長すぎて角を曲がれないから

道のほう直してたらしいです

梁に名前書いてあってね、秋山啓松。明治38年、40歳


啓松っていう名前を代々襲名してたの

でも父親は啓輔で「啓」だけ継いだ

私の一番上の兄が太一で次が勇二、

私は三男なのになぜか啓三で、「啓」がついてるのは自分だけ

継ぐ運命だったのかね(笑)

この際だからもう啓松って襲名すっかな

全力でボート漕ぐと

頭の中真っ白になるんです

全力でボート漕ぐと

頭の中真っ白になるんです

高校では2年からボート部に入りました

ボートはね一番楽しかった

全力でやってるとゾーンじゃないけど、頭が真っ白になるんです


自分は上位のチームにはいって

喜多方の荻野漕艇場って国体やるようなボート場で練習してたの

高校は会津若松にあったから、

大会前になるとそこまで通うんですよ。土日は毎週合宿とかね


すごいハードな練習するから

まあ眠たくなるじゃないですか。当然勉強なんてできなくて

1学年360人なんだけど、300番台をボート部員が占めてた(笑)

煙突は
松本屋のシンボル

昔はここが工場だったの

で、五右衛門釜っていう、でっかい釜が三つあったんですよ

そこで大豆を煮たりしてたのね。釜の下に焚き木を入れて

地下に煙道って煙の道があって、この煙突から煙が出ていくの

煙突は、今は使ってないけど残してます、松本屋のシンボルだから

煙突は

松本屋のシンボル

親父がつくった数々
の看板

親父がつくった数々

の看板

友だちっていいなあ
っていうのが理由です

うちは三人兄弟で、私は三男なんですよ

だから継ごうとか継がないとか

そんなことは考えてなかった

その日が楽しければいいみたいな感じで

でも高校は一応、進学校に行ったんです(笑)

それで、大学は静岡にある東海大の海洋学部に行きました。なぜかというと、なるべく遠くに行きたかったから、ははは

でも地元に帰ってくると友だちいっぱいいるじゃないですか?

そしたら「友だちっていいなぁ」ってなって

遠くに行きたいだけで信念なかったから

地元帰りたいって大学も2年でやめて

当時うちは味噌屋のほかに

プロパンガスの販売も始めてたんです

だから、東京のガス屋で2年修行して

最初はガスの担当ってことで帰ってきました

感謝しても
しきれないよね

1995年に肺嚢胞っていう珍しい病気になって

肺の中に風船みたいなのができて

それが大きくなると圧迫されて

呼吸が苦しくなってくるんです。だから

風船を取る手術が必要で、4ヶ月入院した

でも、不摂生をやめないから2012年に再発して

肺移植すれば普通に生活できる、でも

移植した肺が合わなければ死ぬって言われたんです

でも、俺もう少し生きたいよと思って

移植はしないっていう選択をしました

今は酸素ボンベを使いながら生活してます

2回目の入院のときはね

妻が一人で店切り盛りしてくれてたんですけど

麻酔が覚めたら枕元に手紙が置いてあったんです

読んだら妻も不安を感じてたのがわかって

ほんっとに申し訳ないことをしたと思った

苦労かけてばっかりでね、ほんとに、妻にはね感謝してもしきれないですよね

これね、これ私

塩川町は米沢にも会津にもつながってて、米沢から猪苗代回って中通りまで、どこでも行ける。物流の要所だったから栄えて宿場町になった

これ、会津の郷土史をまとめたような本なんだけど、昔の写真いっぱい載ってるんだよね、当時の松本屋も写ってる

あとこれね、これ私です。小学生くらいの時の写真かなあ

中学時代は脂が乗ってました

中学校の頃、生徒会活動に狂って。生徒会長をやってたの

原稿をつくって、生徒会の総会とかで挨拶するの。なんかすごい

高揚感っていうの?みんなが注目してくれるっていうのが楽しくて

バスケ部もキャプテンで生徒会長だから、だいぶ花形でしたね

中学のときが人生のピークだったかな(笑)

小4まで味噌汁飲めなかった

小学校4年生まで味噌汁飲めなかったんです。漬物も食べられなくて…

嫌になっちゃうぐらい味噌を見てたからかな

もうほんっと、給食の味噌汁、最悪だと思ってた。残せないし

でもいつの間にか飲めるようになったよね

でも実は漬物はいまだに苦手(笑)味見はしますけどね

プロフィール

松本屋商店 / 醸人

秋山 啓三(あきやま けいぞう)

舟運のまちとして知られる喜多方市塩川町にある味噌屋「松本屋商店」の四代目。製造から販売、商品開発まで、すべてを手掛ける。味噌だけでなく、独自の味付けをした「のれん漬け」は地元で長く愛されてきた逸品。空き家になった実家を活用してくれる人と後継者を募集中

秋山 啓三さんの商品

通常価格
¥4,500(税込、送料込)
通常価格
(税込、送料込)
販売価格
¥4,500(税込、送料込)

松本屋商店のすっぴんセット

すっぴん味噌、甘酒のセット

 

■すっぴん味噌 
 味噌仕込み時に自蔵製造の甘酒を加え仕込んだまろやかな味わい。

 

◼甘酒
米麹だけで作った甘酒。ストレートタイプ・ノンアルコール

◯内容量

すっぴん味噌 300×1個 / 甘酒130ml×2本

◯お届けまでの目安

ご注文から1週間程度

◯お召し上がり方

すっぴん味噌はみそ料理全般に。甘酒はそのままでも、温めても美味しくお召し上がりいただけます。

◯消費期限

味噌:製造日より180日/甘酒:120日

ご注意点

  • 冷蔵でのお届けとなります。
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通常価格
¥4,250(税込、送料込)
通常価格
(税込、送料込)
販売価格
¥4,250(税込、送料込)

松本屋商店のベーシックセット

殿様みそ、ひめみそ、ごんごう醤油のセット


◼殿様みそ
会津産米、大豆100%使用

厳選国産大豆と会津こしひかりを贅沢に使いより深い旨味のある極上十割米麴みそ


◼ひめみそ
会津産米、大豆100%使用 まろやかな甘味を重視した味噌

磐梯山の伏流水からはじまる地下水を用い、国産大豆と国産米を使用した、まろやかでほんのり甘い会津ひめみそ。

◼ごんごう醤油
当店独自の味付けをした醤油

◯内容量

殿様みそ 1kg /ひめみそ 1kg /ごんごう醤油 1L

◯お届けまでの目安

ご注文から1週間程度

◯お召し上がり方

ひめみそはお味噌汁、殿様みそはみそ料理・野菜にそのままつけて。

◯賞味期限

製造日より180日

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通常価格
¥3,500(税込、送料込)
通常価格
(税込、送料込)
販売価格
¥3,500(税込、送料込)

松本屋商店の極上セット

千載一遇みそとすっぴん味噌のセット

 

■千載一遇みそ 

 まさに千載一遇。深い旨みと後味が良さ、マイルドでありながらコク深い味噌。

 スティック野菜や熱々ごはんに添えて味噌そのまま味わうのもオススメです。

 

■すっぴん味噌 

 味噌仕込み時に自蔵製造の甘酒を加え仕込んだまろやかな味わい。

◯内容量

千載一遇みそ:300g/すっぴん味噌:300g

◯お届けまでの目安

ご注文から1週間程度

◯お召し上がり方

千載一遇みそはそのまま味わっていただくのがおすすめ。すっぴん味噌はみそ料理全般に。

◯賞味期限

製造日より180日

カートに入れる