十一代目蔵元杜氏
有賀醸造の次期蔵元。高校卒業後、仙台の大学で生命科学研究を専攻。博士課程まで進むも、震災をきっかけに地元の役に立ちたいとUターン。実家である酒蔵に入社する。得意のデータ分析力を生かし、杜氏として酒づくりに取り組む。晩酌の1杯目はビールと決めている。
夜中、麹に起こされる
酒づくりの期間は泊まり込んで、夜中に1回起きて手で混ぜるんですよ
米の温度が上がりすぎないように。夜の0時とか1時ぐらいですかね
温度センサーのアラームがピピピッて鳴ったら起きる
麹に起こされるんです
冬は7kg痩せる
うちの蔵の仕込み場所は一番奥にあるんで
仕込み時期は、蒸かした米が入った袋をサンタクロースみたいに担いで
スタッフみんなで、わーっとタンクまで走って運ぶんです
初めてやる人は、ヘトヘトになりますね
私も冬になるとだいたい6、7kg痩せますね(笑)
冬の仕込み時期に来てくれるパートさんも、シュッとして帰るんですよ
滑り台で疲れさせる
この公園、ファミリーキャンプにすごくいいんですよ、近いし
子どものお気に入りは、やっぱりロング滑り台ですね
この斜面を何度も登るのが大変で、くたくたになる
だからいいんです。いかに子どもを疲れさせるか
早く寝かして、大人が焚き火の時間を楽しむのが大事なんで(笑)
ソフトテニス兄弟
中学からソフトテニスをやってて
郡山の高校に進学して、そこでもソフトテニス
兄もソフトテニスやってたんです、同じ学校で
兄が上の代の部長で、
次の代が私。二代にわたってキャプテン
電車通学だったんですけど、帰りの電車
乗り遅れたら、次の電車まで1時間後だから
練習後ものすごいダッシュでチャリ漕いで
気づいたら兄弟2人とも競輪選手かってぐらい
足パンパンになってました(笑)
ソフトテニス兄弟
中学からソフトテニスをやってて
郡山の高校に進学して、そこでもソフトテニス
兄もソフトテニスやってたんです、同じ学校で
兄が上の代の部長で、
次の代が私。二代にわたってキャプテン
電車通学だったんですけど、帰りの電車
乗り遅れたら、次の電車まで1時間後だから
練習後ものすごいダッシュでチャリ漕いで
気づいたら兄弟2人とも競輪選手かってぐらい
足パンパンになってました(笑)
※ビール飲んでからご飯 何に合うか試飲しながら
十年かけて
データ集めました
十年かけて
データ集めました
うちの看板商品って「虎マッコリ」っていうマッコリなんです
日本酒ももちろん江戸時代からずっとつくってるんですけど
マッコリの方が知名度が高くて
入社してから、やっぱりしっかり日本酒つくりたいって思って
昔からあった「陣屋」っていう銘柄のつくり直しを始めたんです
日本酒つくってると、麹や酛の分析値が同じでも
匂ってみると「何か違うな」ってことがあるんです
そこを感じとらないと、酒づくりはうまくいかなくて
だから「何か違うな」の理由を検証するためのデータを
10年かけて集めてきたんです、それでベースの技術はできた
あとは、うちの味をどう出すか、それを考えてます
絶対冷蔵!
名物虎マッコリ
絶対冷蔵!
名物虎マッコリ
うちで一番売れてるのは、社長が開発した「虎マッコリ」です
平成の初めごろ、一番下の弟が生まれた頃に完成したのかな
自分たち兄弟は、虎マッコリで育ったって言ってます(笑)
昔、父が東京の韓国料理屋で飲んだマッコリが
すごくおいしくて飲みやすかったそうで
日本酒つくる時、もろみを4週間ぐらい発酵させるんですけど
その最初の段階の味に似てるって思って、つくったらしいです
だから通常のマッコリとは違う、日本酒のつくり方でつくってて
瓶の中で発酵が続いてるから、絶対冷蔵です
新築のマイラボ
新築のマイラボ
これ、新しく建てたマイラボです
元々、ここに建物があったんですけど
壊してラボを建てたんです
築4カ月。新築です(笑)
まだガス引いてないから、お湯が出ないんですよね
寒くなる前に入れないと
これは、お酒の成分を分析してくれる機械で
今までアナログな器具を使ってやってたこと
全部自動でやってくれます
データ化の波は止まらないですね
入院と引き換えに金賞受賞
入院と引き換えに金賞受賞
私が酒づくり始めて、意外と金賞獲れたのは早かったんですよ
4年目ぐらいのときかな、県の鑑評会で金賞獲って
そう、26年度に獲ってますね
このとき大変だったのが、あの、私入院してて
あの、潰瘍性大腸炎になっちゃって
もろみの管理も、毎朝病院から電話で「分析結果教えて」とか
それで自分がいない状態で金賞獲れたんですけど
でその後なかなか賞とれなかったから、ちょっと悔しかった
入院してた方が賞取れるんじゃないって言われて、ふふふ
越後の御用商人
十一代目蔵元
この辺り、今は福島県ですけど新潟の越後高田藩が治めてた飛び地だったんですよ
有賀醸造の創業は1774年。江戸時代で、私で11代目です
高田藩の御用商人として藩から酒づくりを命じられたのが、始まりだって言われてます
あれ、当時の御用看板で、うちのお酒が越後高田藩のお酒として
江戸に献上されてたらしいです
越後の御用商人
十一代目蔵元
ファミキャンやるには
最高です
趣味はキャンプとバーベキューですね
ここのキャンプ場、本当に気軽にすぐ行けて、で、子どもたちの遊べる遊具もあって
もうファミキャンやるにはすごくいいですね
肉はコストコで大きいのを買ってきて「ウェーバー」っていうバーベキューグリルで
チャーシューとかつくって。で、またうちの「虎マッコリ」がバーベキューに合うんですよ
ファミキャンやるには
最高です
体験蔵がラボでした
うち、蔵見学に来るお客さん向けの体験蔵があるんですよ、ここです
普通の蔵と違って、少量の仕込みができるんです
うちの蔵は標準で米900kgなんですけど、ここは150kg
これが酒づくりの研究にちょうどよくて
入社してから3年か4年、ここで研究しましたね
ひたすら仕込んで、毎日ここに来て、様子見て、味をみて
回数を重ねると、データが取れるんですよ
米の蒸かし方を変えると水を何%吸うかとか
どの麹菌がうちの麹室の環境に向いているのかとか、これまで感覚でやっていたことをデータ化していって
やってることは大学院時代にやってた研究と一緒で、私はここをラボって呼んでます、ふふふ
有賀家のDNA
家族みんな飲みますね
私4人兄弟の次男なんですけど、下にいくほど強いです
でも一番強いのは母ですかね
嫁いできたんだけど、一番強くて
私たちはそのDNAを分けられて、ははは
冬、麹をつくる作業のときは
蔵の隣にある実家に泊まり込むんですけど
そのときは母とずっと熱燗飲んでます
テーブルの上にもう熱燗をつける器具があって
その横で父は自分がつくったマッコリ飲んでますね
麹の温度が上がりすぎると
アラームが鳴るようになってるんで
飲んでる途中で呼ばれたら麹室に行って
温度を下げる作業して
あつあつの汗だく状態で帰ってくる
麹室の中は33度なんで、冬も汗かきます
酒は最終的に楽しくなる
大学院で生命科学っていうのを専攻してたんですけど
震災きっかけに大学院を辞めて実家の酒蔵に入社して、最初の3年は酒の研究でしたね、大学の研究よりおもしろいなって思いました
しかも酒は飲めますしね、最終的に楽しくなるじゃないですか、ははは
ここで自転車を覚えました
上の娘は双子なんですけど
この公園で初めて自転車に乗れたんです
自転車の前に足で蹴って乗るストライダーってありますよね、あれに乗ってるから早かったですね
練習始めて10分ぐらいでもう乗れてるから、えっ?早い、と思って
後ろから押してあげて「パパ手離さないでね」みたいなの、ちょっとやりたかったんですけどね(笑)
今日は私のお弁当です
お昼は妻がちゃんとしたお弁当を詰めてくれるんですけど
今日に限って、朝忙しくて、私がお弁当詰めたんですよ。5秒で
昨日の残りもの、唐揚げとシャウエッセン2、3本ばーっと入れて
いつもはちゃんと妻の三角の卵焼きとか入ってるんですよ、本当に
緑もありますし、いつもお弁当を見せたかったなあ
双子のおんぶ術
こちら妻です、最初の子が双子で、子育てが大変なので出産をきっかけに前の仕事を辞めたんですけど、蔵が忙しい時期は、手伝ってくれるようになって
昔は双子をおんぶして手伝ってくれてたんですけど、前と後ろにひとりづつ、こう抱えて、ははは、うちは「前と後ろ派」です
有賀 裕二郎さんの商品
- 通常価格
- ¥2,815(税込、送料込)
- 通常価格
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(税込、送料込) - 販売価格
- ¥2,815(税込、送料込)
- 単価
- (税込、送料込) あたり
陣屋特別純米
福島県産夢の香を使用した純米酒。
福島県オリジナル酵母で醸した穏やかな香りに、酸、甘、旨味のバランスのとれた味わいが特徴のお酒です。
◯内容量
720ml
◯お召し上がり方
冷蔵庫等で冷やしてお召し上がりください
◯アルコール
15度
◯お届けまでの目安
ご注文から1週間程度
注意事項
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