果樹農家
桑折町の桃農家。高校卒業後、農業短大・果樹コースに進学。果樹試験場で1年働いた後、家業に入る。20年前に経営を引き継ぎ、桃、あんぽ柿のほかに米、ブドウ、野菜も栽培する。「起きている間は仕事かご飯」という根っからの仕事人間。
天敵・カナブン現る
中にいる黒いのカナブンっす
桃の表面、食べられちゃうんです。結構やられますね
食べられると出荷できないすからね
カナブン、ほんと腹立つんですけどね
カブトムシだとあんまり腹立たない。なんででしょうね
桃は硬いうちに採れ
赤いから採るってもんでもない、なんかこう、だん、弾力っちゅうの?
触った感じで、次に畑に来たときだと
採り遅れになるかどうかで判断しないといけないんですよ
硬いうちに採んないと、出荷できない
「鉄は熱いうちに打て」ならぬ「桃は硬いうちに採れ」
マラソン大会3年連続5位
長距離走はわりと速いほうでしたね
中学校んときマラソン大会があって、阿武隈川の堤防の上を走んですよ
中学校んときだから5キロかな?オレは、3年連続で5位でした
微妙な、微妙な順位ですね。「1位じゃねえのかよ、5位かよ」っていう
しかもずっと5位。狙ってないんだけど(笑)
Makitaのラジオが友だちです
平日はAMのNHK聴いてます。このMakitaのラジオ、友だちなんで
浪曲とか落語とか、興味のないものでも聴いてみると「あ、意外と面白いな」って思う
週末はFM聴くんですよ、福島FMだったかな
リリー・フランキーの「スナック ラジオ」が好きで。
十一月から三月は
あんぽ柿
桃がない冬場はあんぽ柿つくってます
蚕小屋だったとこを
あんぽ小屋にしてやってる
十一月から三月まで
柿の皮剥いて
硫黄燻蒸して、あとは干して自然乾燥
燻さない干し柿は
黒くてカチカチになるでしょう?
でも燻すときれいなオレンジ色になって
それがあんぽ柿の特徴ですね
一番の楽しみは
お正月ですかね
私、ほぼ休まないですね
年中、何かしらやってます
天気悪いときはカッパを着ればいいし
休みって言っても
なんか用事のある日が休みだよね
唯一のちゃんとした休みは、お正月ですね
埼玉の娘んとことか、東京の息子んとこ
車運転して行くのが一番の楽しみ
普通は子どもが帰ってくんですけどね
うちは親が行く、ははは
今年の四月に
長男が入社しまして
今年の四月に
長男が入社しまして
四月に長男が帰ってきて入社しまして
まだ新人社員、ははは
うちは息子の代で、農家としては十一代目
桃農家としては四代目ということになるのかな
三年間、別の農業法人に勤めてたんです
ちょっと別なところも見てきたほうがいいってことで
そしたら何かにつけて「前いた所は」って言われる(笑)
でも仲良くやってますよ
オレは「跡継げよ」とは一言も言ってないんですよ
でも、じいちゃんがよく言ってた
それでプレッシャーかかったかな、わかんないけど
あと五十年
百歳まで仕事続けたい
あと五十年
百歳まで仕事続けたい
まだ三十年しかやってないんで、あと五十年やりたい
それみんなに言ってます
百歳ぐらいまではいけます。確実にいけます
あのー、この仕事楽ではないです。むしろ苦ですよ(笑)
でも、「楽=楽しい」ではないんで
楽でなくても楽しく思うのが大事っていうか
楽しめるような人間になりたいですね
まだなってないですけど
ま、休むのは死んでからゆっくり休みますから
それまでは全力っすよね
寿司の選択権は妻にある
寿司の選択権は妻にある
寿司は好きで、かっぱ寿司によく行きますね
同じとこばっか行ってますね
こないだは六月にうちに入った
地域おこし協力隊の安藤くんの歓迎会も兼ねて
家族と従業員さんとみんなでかっぱ寿司
大体一貫ずつ食べてます
妻が頼んだやつを「半分食べる?」って言われるから
分けてもらうっていう感じで
選択権は妻にあるんですよね
見た目はちょいワルでも
味は確かです
見た目はちょいワルでも
味は確かです
ちょいワル親父っていう言葉がね、あったでしょ
あれ流行ったときに付けたんですけど「ちょいワル桃」って
ちょっとこう、サビとかシミみたいになって
農協に出せない桃を
ちょいワル桃って判子押して販売してます
ま、家庭用だと立派なやつじゃなくてもいいじゃないですか?
半額で味はだいたい一緒だったら
こっちでもいいなって方もいらしゃいますし
見た目はワルですけどね、味は負けないですよ
最高気温三十八度
まだまだ余裕です
休憩しましょう。今日、最高気温38℃らしいっすね
体力、まだまだ余裕です。私は休憩なくても平気なんですけどね
労働基準法に引っかかっちゃうんで、ちゃんと休憩してます(笑)
あまりにもバテないんで、従業員から「バッテリー2個積んでるでしょ」
って言われます、あははは
最高気温三十八度
まだまだ余裕です
一番の楽しみは
お正月ですかね
私、ほぼ休まないですね
年中、何かしらやってます
天気悪いときはカッパを着ればいいし
休みって言っても
なんか用事のある日が休みだよね
唯一のちゃんとした休みは、お正月ですね
埼玉の娘んとことか、東京の息子んとこ
車運転して行くのが一番の楽しみ
普通は子どもが帰ってくんですけどね
うちは親が行く、ははは
一番の楽しみは
お正月ですかね
桃の郷の申し子です
桑折町は「献上桃の郷」と言われてますんで
皇室に献上されてるんです
私も就農して30年なんで
もう「桃の郷の申し子」ですね、ははは
実家の農家に就農して、私で10代目、桃農家としては3代目です
桑折って「桑を折る」って書くじゃないですか
養蚕が盛んで、この辺全部、桑畑だったんです
でも、絹糸が外国から入ってくるようになって
産業が衰えたんで
うちのじいちゃんの代の頃に、桃を植えようって
桃の栽培が始まったんです
実際、うまくいったんすね
この辺、治水で川をまっすぐにしたんですけど
大昔は阿武隈川だった土地だから
全部ここ、細かい川砂なんですよね
水捌けいいし、桃つくる条件としては
結果的に良かったんじゃないですかね
涙腺弱くなっちゃって
一番下の息子が
音大のピアノ科に行ってんですよ
その影響でクラシック聴くようになりまして
全然興味なかったのに、辻井伸行さんの
『ラ・カンパネラ』聴いて泣きましたね
なんか最近、涙腺弱くなってて
自分で納得のいく桃が収穫できると
男泣きしちゃったり
「やったー!」っつって
もう見た感じで「これ、絶対いい」っていうときは
1回泣きます
まんまるくて真っ赤で、ふっくらしてると
一つの芸術作品みたいな
自分の子どもみたいな感じです
良い作品できたっていう感じかなあ
そしたら、すぐ涙出てきます
ポテといいます、これ
これ収穫カゴですけども、ポテっていうんですよ。ポテ
なんでポテっていうんだろう。ははは
ホームセンターでも売ってますよ
たまにこれでスーパーにお買い物行く。マイバッグとして
いっぱい入るし便利ですよ、って冗談ですけどね(笑)
チャリ通、毎日25km
高校は福島市まで自転車で行ってました
片道13kmぐらいあって。それと新聞配達もしてたんですよ
朝5時半から新聞配達やって、登校で13km自転車こいで
放課後は部活やって。んで、13km走って戻ってくるっていう
そのお陰で今もこう、あんまりバテないんですかね
桃の数と口数は反比例する
ピークは「あかつき」の収穫の時期ですね
暑いし、忙しいし、最盛期になると、みんなどんどん無口になって、最後は誰もしゃべらなくなる(笑)
しゃべる時は指示するときだけ「そこ桃、残ってるわ」って
桃の数が増えれば増えるほど、口数が減るんですよ、あははは
相原 泰之さんの商品
- 通常価格
- ¥3,500(税込、送料込)
- 通常価格
-
(税込、送料込) - 販売価格
- ¥3,500(税込、送料込)
- 単価
- (税込、送料込) あたり
あいはら果樹園の桃ジュース
丹精込めて育てる「伊達の桃」をふんだんに使った贅沢しぼりのジュースをお届けします。
他では味わえない、爽やかでさっぱりとした味わいです。
品種ごとの風味の違いをお楽しみください。
◯内容量
720ml×2本
◯賞味期限
製造日より540日
◯お届けまでの目安
ご注文から1週間程度
◯8大アレルゲン
なし
- 通常価格
- ¥3,160(税込、送料込)
- 通常価格
-
(税込、送料込) - 販売価格
- ¥3,160(税込、送料込)
- 単価
- (税込、送料込) あたり
伊達産 あんぽ柿
干し柿とはちょっと違う!
口の中でとろける、まるで和菓子のような「あんぽ柿」
外はしっとり、中はとろりと甘い極上の味です。
◯内容量
5~8個入
◯賞味期限
製造日より30日
◯お届けまでの目安
ご注文から1週間程度
◯8大アレルゲン
なし
◯
※12月中旬~2月下旬までの季節限定です。