牛飼い
エム牧場の牧場主。牧場を営む父のもとで育ち、中学生の頃から「牛飼い」を目指す。県外の大学に進学するも畜産のために退学して帰郷。父のもとで働いた後、エム牧場から声をかけられて入社。2013年代表に就任する。朝は納豆ご飯しか食べない。
移動式の自動販売機
肉の自動販売機を軽トラックに積んで、
イベントとか道の駅に運んで販売しているんですよ
移動式自動販売機。日本初です、一応、はい
トラックで走っているとき「あ、これだ」と考えついた
毎週水曜はあのトラックが来るっていう楽しみをつくろうと
運転中はドリカム
運転中はドリカム聴きますね、私ドリカム世代なんで
美和ちゃんの声に癒やされてます(笑)
3人体制の頃の。本当に昔です、昔の曲を聴いてます
「決戦は金曜日」とか、うん、そのあたりですね
筋トレしてると猫がくる
うちの猫です。2匹飼ってるんですけど、なぜか私が腕立て伏せしてるときだけニャーニャー寄ってきてスリスリするんですよ
なんかそれが好きで、一生懸命腕立て伏せしちゃうんです
1匹は農場で拾った猫で、私が恩人だから触れ合ってくるんですかね、ふふふふ
LINEアイコンは牛舎
朝、給餌するときの牛舎の眺めが好きですね
こう、牛舎に一直線に牛が並んでて
私、LINEアイコンもそれにしてるんですよ
餌の時間は牛の健康状態が一番分かるときでもあって、大事な時間なんですよね
エサ代だけで三千万円!
牛は年々増えてます
私が代表になってから倍くらいになりましたね
今トータル二千四百頭ぐらい
餌代だけで全農場合わせて月間三千万円ぐらい
最近、高騰しちゃってるから
一頭が一日十キロぐらい食べるんで
今ちょうどね、餌が届きました
上がってきたあのトラック
あれに十五トンの餌が入っているんですよ
一台でもう百何十万ですよ
黒い車の意味深なナンバー
うちの会社の車のナンバー見て下さい
トラックも軽トラも、全部「1332」なんですよ
なんでか分かりますか
ヒントはポケベルです
あ行は1で、さ行は3から始まる
13=う、32=し、だから「うし」
で、全部黒いでしょう?
だからこれはもう黒毛和牛ですよ(笑)
いつもユーモアをこう持ってね
楽しくやるっていうのが私のモットーなんです
小さい頃の遊びは
競りごっこ
小さい頃の遊びは
競りごっこ
親が牛を飼ってて、うち牧場だったんですよ
休みの日は牛小屋に行って餌やったり、手伝ってました
親父について牛の市場にもよく行ってて
活気があって、親父が牛を買う姿もまわりの大人も
すごいかっこよく見えたんですよ
小さい頃ってままごと遊びするじゃないですか
私らの場合、牛の市場ごっこをやってました、ははは
こう、牛が入場してきて、値段を付けられるみたいな
競りごっこですね。そのぐらい牛が好きでしたね
ツブ貝あるか聞いてから
飲みに行きます
ツブ貝あるか聞いてから
飲みに行きます
この仕事してるけど、牛は食べないんですよ
酒に合うのってやっぱ刺身じゃないですか、ははは
私はね、ツブ貝が大好きで
二本松駅前に「かわせ」さんってお店があるんですけど
電話で「今日ツブありますか」って聞いてから飲みに行く
テイクアウトしてきてくれって妻に頼むこともあります
そのぐらい好きですね
ツブ貝がなければタコ。焼肉ってなれば豚タンかな
歯ごたえがあるもの好きですね、
ミルクレープなんかも好きです。あのダダダッて食感が
どんな牛に育つか
見極めるのが仕事です
どんな牛に育つか
見極めるのが仕事です
高くていい牛を買うのは簡単なんですよ
そうじゃなくて、どんな牛に育てられるか将来を見極めて
「これは安い買い物だぞ」と思ったら買います
牛の耳標には買った日と値段を書いてます、それを見ると
いくらで買った牛が何カ月でこれだけ大きくなるかが分かる
あと「生体熟成牛」っていうブランド牛をつくろうとしてて
子牛を産んだ経産牛はひき肉として使われるんですけど
餌で肉質を変えてステーキとして売るんです
安く仕入れて価値をつけて高く売るのが仕事なんですよ
ツブ貝あるか聞いてから
飲みに行きます
ツブ貝あるか聞いてから
飲みに行きます
この仕事してるけど、牛は食べないんですよ
酒に合うのってやっぱ刺身じゃないですか、ははは
私はね、ツブ貝が大好きで
二本松駅前に「かわせ」さんってお店があるんですけど
電話で「今日ツブありますか」って聞いてから飲みに行く
テイクアウトしてきてくれって妻に頼むこともあります
そのぐらい好きですね
ツブ貝がなければタコ。焼肉ってなれば豚タンかな
歯ごたえがあるもの好きですね、
ミルクレープなんかも好きです。あのダダダッて食感が
「蔵番」と「凍眠」の二刀流
去年、肉の加工場をつくりました。自分で商品化までやろうということで
これは「蔵番」っていう冷蔵庫で、鮮度保持しながら肉を熟成させるんです
で、こっちが「凍眠」で急速冷凍機。蔵番と凍眠の二刀流
あとスタッフも二刀流です(笑)朝は牛の世話して、午後は肉切って。なんでもやれます
「蔵番」と「凍眠」の二刀流
全部黒にしたいんです
私、黒が大好きで。服はもちろん黒だし。会社のトラックも自分の車も全部黒です
大型トラックの色は特注で「こんなに黒く染めるんですか」って言われました
自宅も真っ黒にしてて、外観を
でも正直ちょっと紺色っぽい感じで、難しいんですかね、真っ黒って
全部黒にしたいんです
19の頃から牛飼いです
実家が牧場だったし、
私も将来絶対に牛をやろうと決めていました
長距離走やってて県外の大学に進学したけど
やっぱり牛をやりたくて、3カ月で戻ってきた
だから、19歳から牛飼いやってるんです
しばらく実家を手伝ってたんですけど
頑固な親父でして
ああしようこうしようって色々言っても
息子の話は聞かないから、衝突して
そこで、たまたまこの 牧場に誘われて入社した
今になって親父とは仲良くやってます
外に出て、自分のやり方も見つけたんで
親父の会社は後継者がいないから
今後、父親の牧場も買い取って
一緒に経営する話も進めてます
短角牛と黒毛和牛の
ミックス
私が育てている「短黒牛」は
日本短角牛という牛の雌と、黒毛和牛の雄を
かけ合わせてつくるんです
震災で福島の農産物の値段が暴落したときに
全国で勝負できるブランドつくろうと思って
食べた人はもう、ナンバーワンって言いますよ
私も一番好きですね、これが
黒毛和牛っていうとサシでしょう、霜降りで
短角牛の方は、赤身が特徴なんですよ
黒毛和牛と短角牛のかけ合わせですから、絶妙な、なんともいえない肉になるんです
牛の世界は95%が人工授精なんですけど
短黒牛は自然交尾させるから珍しくて
やっぱり料理人の方に求められますね「値段はいくらでもいいから使わせてくれ」って
小売りは二本松のスーパー「いわしろ」だけにしてるんです、町おこしのために
趣味は牛ですよ、私
趣味ないですもん私。19歳からずっと、趣味は牛、ふふふ
自分の一番楽しい場所が仕事だから、休まないでも全然大丈夫
あと、若者が将来牛飼いになりたいと思えるように、背中を見せたいんです。牛飼いは楽しいし、儲かるってことをちゃんと言って、人が集まってくるようにしたい
経理はヒトミさんのワンオペ
妻のヒトミさん。うちの経理と事務全部やってくれていますね
会社は妻がいなかったらもうアウトです。潰れてます(笑)
ヒトミさんが会社を守ってくれるから、私が現場に出れるわけなんです
娘が赤ちゃんの頃も妻一人で育てたぐらいの感じ、経理も家庭も妻のワンオペでした
プロフィール
エム牧場 /牛飼い
吉田 和(よしだ やまと)
牧場を営む父のもとで育ち、中学生の頃から「牛飼い」を目指す。
県外の大学に進学するも畜産のために退学して帰郷。
父のもとで働いた後、エム牧場から声をかけられて入社。
2013年代表に就任する。
朝は納豆ご飯しか食べない。
吉田 和さんの商品
- 通常価格
- ¥3,000(税込、送料込)
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-
(税込、送料込) - 販売価格
- ¥3,000(税込、送料込)
- 単価
- (税込、送料込) あたり
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5種類の精肉(サーロイン・ヒレ・ミスジ・ランプ・イチボ)の中からその時に一番のおススメのお肉をいずれか1種類200g分をお届けします!
※お客様で部位の指定はいただけません。